「茎ブロッコリー」と「ブロッコリー」を観察してみました

2020年12月20日 23:59

改めて「茎ブロッコリー」と、「ブロッコリー」の見た目の違いを見てみます。
↓まずはこちらが茎ブロッコリー。

↓そして、こちらがブロッコリーです。

もこもこした食べる部分の大きさ以外はいまいち見た目の違いが分からないのですが、よーく見てみますと、葉っぱがどうやら少し違う様です。
茎ブロッコリーの葉はあまりギザギザしていませんが、ブロッコリーの葉はギザギザが目立ちます。
また、茎の長さが違っています。
収穫する時に切る長さの違い?と思いましたが、そもそも茎ブロッコリーは先端の「側花蕾(そくからい)」だけではなく茎の部分も一緒に食べれる様に品種改良されたものだそうです。
なかなか丁度良いお写真が撮れず心苦しいのですが、茎ブロッコリーはある程度成長すると茎の一番上に「頂花蕾(ちょうからい)」という、いわゆるブロッコリーのもこもこしたものがつきます。
それが500円玉位の大きさになったら切ります。
そうすると、その切った先端のちょっと下辺りの脇からまた茎が伸びて先端に再びもこもこしたものが出てきますので、それを「側花蕾(そくからい)」と呼び、ある程度伸びたら15センチ~20センチくらい?で茎ごと切って収穫します。
次から次へとにょきにょき生えてくるので、畑に行った際にタイミングを見て収穫します。
これが「茎ブロッコリー」として店頭に並んでいるお野菜の正体になります。
秋の深まる時期から春前辺りまでが旬だそうです。
アスパラガスの様な感じで、こちらのほうが好きと仰られるお客様もいらっしゃいました。
まだもう少し収穫出来そうですので、店頭に並んでおりましたら是非お試し下さいね。

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